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無料会報vol.5

無料会報vol.5

 

こんにちは!!章平です!!

 

1週間早いですね!!

 

先週はついにデカローグが劇場入りしました!

 

それに合わせて、髪の毛にパーマをかけました!!

 

 

僕、直毛なのでパーマにできると嬉しいんです。

 

パーマの方がまとまりやすいですからね。

 

癖っ毛の人に言わせると直毛の方が羨ましいと良く耳にしますので、人間は無いものねだりだなぁとこれを聞くたびに思います。

 

僕がデカローグ7で演じるヴォイテクというのは山にこもって熊のぬいぐるみを作ってる人物です。

 

 

その熊はどこから来たのか定かではありませんが、ヒントになるかもしれないエピソードをひとつ。

 

第二次世界大戦中にポーランド軍には「ヴォイテク」という名前の熊の兵隊がいました。

 

 

Wikipediaから拝借しました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴォイテク_(兵隊クマ)

 

この熊はちゃんと軍人として認められて、他の軍人と同じキャンプで過ごし、空いてる時間は皆とレスリングをしたりして戯れたり、任務中は補給や荷物を運ぶ兵士として、しっかりと軍に従事していました。

 

彼は隊員と一緒にタバコを吸うことを好んだそうです。

 

隣の隊員が火をつけてくれて、みんなと一緒にタバコを吸う「ヴォイテク」。

 

第二次世界大戦が終結すると、エディンバラの動物園に移送されます。

 

そこでは平和ではありますが仲間がいなくなった「ヴォイテク」は寂しそうに暮らします。

 

時々、当時の隊員が会いに来て、タバコを投げてくれましたが、火をつけてくれる人がいない為、吸うことができず寂しい思いをしだそうです。

 

皮肉なことに第二次世界大戦中が仲間がいて幸せな時間だったかもしれない「ヴォイテク」という熊のお話でした。

 

さて、話はデカローグに戻りまして!!

 

場当たりです!!

 

稽古場で作ってきたものを、劇場サイズに合わせていく時間。

 

すごく大切な作業です。

 

繊細な瞬間を皆様がお見逃しなく見えるように、緻密な角度などを探していく作業。

 

また音響さんや照明さん、映像さんが入って劇世界が立体的に立ち上がっていく。

 

共演者の皆さんの芝居も前から見れるのは最後なので客席で見守る。

 

いよいよ、皆様をお迎えする準備が整ってきました。

 

最後は皆様が入ってこの作品が一気に具現化し、皆様の想像を持ってして作品になっていくわけであります。

 

率直な気持ちは、早く皆様に観てもらって、この物語の中に入った時にどう感じるのかを聞いてみたい!!

 

豊かな時間になりますよう生き抜きます。

 

 

まだ迷われてる方、デカローグについて初めて知った方。

 

この物語が皆様が生きている環境や、過去に生きてきた環境、そして未来の生活へ何かしらのピースになれるようカンパニー一同、作品を皆様にお届けいたします。

 

 

どうぞ、劇場へ足をお運びください!

 

 

https://www.nntt.jac.go.jp/play/dekalog-de/

 

 

演劇をはじめて観る方も、いつもご覧になってる方もさまざまな受け取り方ができる作品だと思います。

 

そして、皆様の生活に訴えかける何かがあると思います。

 

お待ちしております。

 

 

 

 

それでは、また来週!!