和樹さんのバーナムと共に
今年自分が立つ劇場は全て初めて立つ劇場です。
観に行ったことはあっても、舞台から見る景色は違って見えます。
その場所では、数えきれない人と作品の出会いがあり、深い歴史が刻まれています。
あらゆる音が壁にぶつかり、
人の温もりが劇場を纏い、
作品・役者・観客の魂が漂っている所です。
この「BARNUM」で僕も新たな共演者の方々と出会い、そして今週ついに皆様と共有できます。
このご時世で外に出ることが容易くなくなったのは言わずもがなですが、
この作品は、鬱屈としている世界をぶち壊す確かな明るさがあります。
希望の光が見えます。
エンターテイメントが人間にとっていかに必要不可欠なものか。
無理して来いとは言えません。
それでもこの劇場にはこの作品の明るさが、和樹さんが生きるバーナムの歴史が、それを取り巻く素敵すぎる役者たちの熱が、そしてそれを共有する観客の躍動した心が残り続けることを願って。
無事に千秋楽まで一緒に走ってください!
「BARNUM」開幕まであと2日。